2011年5月11日水曜日

邦画100本。

4月にNHKのBSが3チャンネル構成から「BS1」と「BSプレミアム」の2チャンネルになってから始まった番組。

毎週日曜日の22時〜。
100本のうち、前半50本は「家族」を
後半50本は「喜劇」をテーマに
選ばれたらしい。
これまで放送されたのは、

デジタル・リマスター版
(初公開)
監督:小津安二郎
製作:1953年

デジタル・リマスター版
監督:木下恵介
製作:1954年

監督:黒沢清
製作:2008年

監督:降旗康男
製作:1999年

監督:成瀬巳喜男
製作:1951年

監督:森川時久
製作:1967年

監督:根岸吉太郎
製作:1986年

監督:松山善三
製作:1961年

邦画も好きで時々見るけど、
1950年代の白黒映画はちょっと・・・・(-_-)。
でも天下の山田洋二監督が選んだものなら、、、と
ミーハー気分で見てみたら、面白い。

特に「めし」1951年成瀬己喜男監督作は
「好きな映画はなに?」と聞かれたときの答えにしたい1本。


某サイトよりストーリーをコピー(^^;)

「名匠・成瀬巳喜男監督が林芙美子の原作を基に、倦怠期を迎え、ささいなことで諍いを繰り返し、溝を深める夫婦の姿を描いた傑作ドラマ。単調な毎日を送る中で、徐々に自らの生き方に疑問を抱き始める妻の心理を、日常のキメ細かな描写から見事に紡ぎ出していく。描かれる内容は、現代にも通ずるかなり辛口なテーマながら、最後はきれいに丸く納まり後味も良く、心に染みる名品。」

原節子と上原謙。
正直、名前しか知らなかった(^^;)。
原節子の目線と表情が何ともいえず素敵(*^_^*)。

厳しく見れば、なんとものんきというか、
ただのわがままとも思える妻のプチ家出は、
とてもサンフランシスコ条約締結の時代に描かれたとは思えず、
2011年を生きる自分もちょびっと
共感できる所が面白い(^_-)。

同じく家族を描いた「トウキョウソナタ」、
小泉今日子と香川照之の家族。
こっちはそりゃそりゃ大変。

まるで破滅型家族(^^;)

「それぞれに秘密を抱え、バラバラになってしまった一つの家族の行方を、現代的な問題を盛り込み描いたドラマ。」だそうです。

2008年のダイニングは1951年より豊かになってるかと思いきや、
家族の不協和音はずっと残酷。

お陰様でこれまでよく知らなかった名匠、名優に触れられて
日本映画ってすごいやん!と知らされました。

次回は「無法松の一生」。
三船敏郎と高峯秀子らしい。
ちなみに「名もなく貧しく美しく」の高峯秀子、
きれいだったぁ。

2 件のコメント:

  1. 『無法松の一生』は阪妻じゃなく、リメイクの三船さんの方ですか。
    山田洋二監督が選んだのか、それとも視聴率をとる為にNHKが選んだのか?どっちだろう?
    私としては阪妻の方を観たいなあ。

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  2. 三船版はリメイクなんですね。知らなかったぁ。さすが映画通のKさん、またワイン飲みながらアメドラや映画の話で盛り上がりたいです♡。

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