里の秋。

にゃんと、やばいことに今年の声楽の発表会、前半の部のトップバッターをいいわたされちゃいました。大丈夫なのか甚だ多大に疑問。

今年の発表会は前半、日本歌曲(唱歌)をそれぞれ歌い、後半は各自練習してきた歌を2曲ずつ歌う形らしい。

私に振られた唱歌はコチラ↓。

「里の秋」
斎藤信夫作詞・海沼実作曲

静かな静かな　里の秋
お背戸に木の実の　落ちる夜は
ああ　母さんとただ二人
栗の実　煮てます　いろりばた

明るい明るい　星の空
鳴き鳴き夜鴨（よがも）の　渡る夜は
ああ　父さんのあの笑顔
栗の実　食べては　思い出す

さよならさよなら　椰子（やし）の島
お舟にゆられて　帰られる
ああ(注)　父さんよ御無事（ごぶじ）でと
今夜も　母さんと　祈ります

これって、単なる秋を歌った歌かと思いきや、戦争に行ったお父さんを、お母さんと待ってますっていうけなげな歌なんだねぇ。

実は私も6歳の頃、結核で危ないと言われて2年ほど隔離療養されちゃった父を、母とひたすら待ってた経験が、、、。なのでこの歌の歌詞を改めて読んで、子供の頃を思い出した。

「ああ、父さんよー、御ー無事でーとー♬」
確かに。そんな感じだった(^_^)。