1月20日。
都城から東京へブーン(^。^)。
2ヶ月に一回のミュージカル旅行へ行ってきました。
2日間の旅の一本目は、
「100万回生きたねこ。」
森山未來がねこ、満島ひかりが女の子&白い猫。
有名な絵本をもとに、イスラエル人の演出家が手がけた舞台。
人気すぎてチケット入手困難、立ち見もありな中、最後尾の補助席をやっとゲットして東京芸術劇場へ(^。^)。
不思議な時間だったぁ。
原作は、いろんな飼い主に出会って、その度に別れて死んで、100万回生き返ったけど、一度も悲しみを感じなかった猫が、たった一匹の白い猫と出会い、その猫が死んで初めて泣いて、泣きすぎてその横で死んで二度と生き返らなかったって話。
「ミュージカルを見に行く」といえば歌唱力重視な中、このミュージカルはそうじゃなく。
森山未來の猫っぷりには、バレエはもちろん、底しれない基礎と表現力がにじみ出てて、ただものじゃないすごみが。
対して、満島ひかりの存在感。
なにより脇役の藤木孝の、声量とかじゃなく、なんだろねぇ、、うーん言葉にできない世界観のうたがものすごくよかった。
数年後、「あれはなんだったんだろう?」って思い返す時間かも。
江戸川乱歩の小説に出てくるサーカスの世界を垣間見たような、他では決して味わえない不思議な空気の漂うミュージカルでした!。